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茶の間とオタクの狭間にいます。

映画オデッセイ@MX4D

映画オデッセイをMediaMation MX4D で観てきました。

MX4Dって早い話USJのリアル4Dとほぼ一緒かな。こういうのって関東の一部のシアターだけと思ってたら、TOHO難波にあるのをつい先日知って、これは体感せねば!ってことで行ってきました。 https://www.tohotheater.jp/service/mx4d.html

映画料金以外に1600円(3D用偏光メガネ込み)必要です。遊園地で2時間遊んでると考えたら、高くもないかなと思います。

しかし、体感しての感想だけど、3D映画以外の4D部分にToo Muchな感じが否めない。
火星探査機(大型バギー)での移動や、宇宙船からや鳥瞰的に状況を映すシーンの浮遊感に、突風や爆発などは、ライドの動きと風でかなり臨場感が増すけど、爆発系でスクリーン下からフォグが出るのは、超シラけた…。爆発は一瞬なのに、フォグが次のシーンになっても残っているのだ。そして噴出の仕方も全く同じだったし、これ必要あるんか?ってレベル。今後の技術次第で解決する話なんかな…?他には匂い系はあんまりフィットしてなくて、土の匂いの演出する香りがゴボウ???って感じでした。香りは、個人の好き嫌いや調合、拡散と消臭などコントロールのハードル高いと思うけど、うーん。まぁ、出しやすい香りもあるだろうな。

ストーリーでは、彼は生きて帰れるのか、バックアッププランあるのか、あらゆる数字との戦い、火星(宇宙)での活動の常識はこれなんか?もう死ぬやろ!などなど、システムも含め、いろんな疑問がめまぐるしく頭の中を駆けまわり、恐怖もあって結構疲れました。

オデッセイがMX4Dにフィットする映画だったと思うけど、MX4Dでの上映ラインナップを見ていると、やっぱりハリウッドの冒険活劇系、バトル系、ファンタージー系が、このシステムは得意なんだね。MX4Dで作ることを前提で映画が作れれるのか、合いそうな映画をMX4D化するのかどっちなんだろうなぁ。日本のオリジナルは無いんかなと思ったら、USJの巨人の進撃くらい。そもそも今の日本映画では立体映画撮らないから、まぁ夢のまた夢って感じ。なんかめっちゃMX4D推してる人みたいだけど、日本のコンテンツあってもいいんじゃないかなって思ったのでした。日本でも制作するスタジオが出来たみたい、まず予算を考えたらアニメだろうけど、特撮戦隊系やったらいいと思うんだよね〜、どうかな?

最後に今のハリウッド映画産業のトレンド(お金を儲けるための)として、対中国なんだなーって思いました。国際的な組織の中に典型的な日本人役(日本人役者含む)は、居なかったんじゃなかろうか?と、ちょっとモヤっとしました。世相もあるだろうけど、やっぱり映画って一気に拡散出来るし、大手はプロパガンダ的に使えるんだなーと思ったのでした。