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茶の間とオタクの狭間にいます。

関西からSnow Monkey Beer Live への行き方

これまでジャニーズ関連記事しか書いてませんが、お酒飲むのも好きで出張や遠征時には、お店を調べて如何にいいモノが飲み食い出来るかに心血注いでます。 ここ数年クラフトビールにハマっていて、関連イベントにも出かける様になってきました。

snowmonkey.jp

マイフェィバリットの志賀高原ビールが、毎年スキーシーズンに地元で「Snow Monkey Beer Live」という、クラフトビールと音楽のイベントをやるんですが、行きたいなーと思っても、正直関西から志賀高原は微妙に遠い。 登山やウィンタースポーツによく行く方なら、仲間を誘って車移動もいいでしょう。クラフトビールのお店でツアーを組んでいる所もあって、運良く乗り込めたらいいのですが、常連さんで埋まってしまうレベル。ぼっちで行くにはハードルが高く感じちゃって、やっぱり怯んでしまいます。 しかし!一年越しの想いの果てに、何とか2015年に自力で行って来たので、同じ様な思いの方は、ご参考にして頂ければと思います。※去年の情報なので、各種時刻表などは改めて確認してください。

最初に検討しておくこと

①移動手段(公共交通をつかっての移動ルート)

②宿泊先

ビアフェス以外の予定(観光など)

これをまず決めたほうがいい。 そして、これらの優先順位。 交通の便利さか、宿の快適具合か、観光は必ず行きたいところがあるのか、金額など。全ての個人旅行に際して必要なステップでもあるんだけど、情報や選択肢が多くなる昨今、リスト化しましょう。

関西(大阪)から長野までの移動

私は大阪住みなので大阪駅が起点になってます。その他の近畿圏の人は、以下の3ルートからアクセスを参考にして頂ければと思います。高速バスもあったけど、スキー利用に特化していることもあり、早朝着など私には難点が多かったです。

ワイドビューしなの で 大阪ー長野が1往復ありました。 大阪駅から8時台の出発で約5時間…。ただ、乗り換えが無いのとガラガラなので、寝て行きたいと言う場合は持ってこいと言う感じかな。ただし新幹線の様に車内販売が無いので、お昼は買い込むのがベストですが、長野駅近くでお蕎麦をいただくまでガマンと言う選択肢もあります。ちなみに飲み物の自販機はあります。

②新幹線で名古屋まで移動後、名古屋から、ワイドビューしなので長野。 こちらは合計4時間。乗り換えも切符を既に発行して持っていれば、新幹線降りてから10分ほどあればOK。名古屋から 信濃路フリーきっぷだとお得な感じで使えそうです。 

③日本海周りがこの春、北陸新幹線開通により可能に。サンダーバードで金沢に到着後、北陸新幹線で長野。こちらも約4時間。ただし、一番高いルートです。

長野駅から現地

次に長野駅から現地(志賀高原総合会館98ホール)まで イベント用に長野駅から直通シャトルバス(有料)と近隣温泉街およびスキー場を結ぶ無料シャトルバスも運行していました。 直通シャトルバスは、往復割引ならお得に乗れます。 ただ、夜の部参加の場合は、復路は最後まで居られなかったと思います。このイベントには会場近くの宿泊で、温泉やらスキーやらで楽しんでもらおうという趣旨もあるので(復路の割引乗車券は、会場での購入のみで翌日も使えるチケットでした)。 とにかく、スキーと一緒にこのビアフェスを楽しみたい人はうってつけなんですが、私のようにそうでない場合、最適な宿泊地は何処なんだ?ということです。

宿の検討

とにかく長野駅周辺か、現地開場近くか、無料シャトルバスの発着がある温泉地かに宿を押さえる必要があります。 安さ、アクセスのよさ、宿の快適さなど条件がありますが、翌日の予定をどうするかも含めると、大きく変わってきます。 ビアフェスの協賛宿がオフィシャルHPにあります。主に会場近くか、近隣スキーエリアの宿で、これらには無料シャトルバスで送迎があります。多くの宿は、スキー客目当てでグループや家族やカップル単位の施設が普通。ということは、一人用のビジネスホテルのようなものは無いということである。まだオンシーズンなのと、いい温泉があるのかもしれないが、一人で泊まるには値段が高い!大広間に雑魚寝で格安の宿もあったが、会場近くでスキーをするつもりも無かったので、最後の保険にして、次の日どこで観光するのか、どう帰るのかを考慮してエリアを決めた。

私の条件は、ホテル安め(夜の部から帰ると寝るだけになる)で、出来れば温泉があるといい。次の日は出来れば観光したい。その候補として、地獄谷野猿公苑(お猿さんが温泉に入る所)、近隣の温泉外湯巡り、善光寺松本市(お城とか)、あれば酒蔵や地ビール系の直営店巡り…。しかし、お酒関連の施設を巡るには、車が無いと行けないっぽい。 次の日は観光へも行きやすいように、出来るだけ列車移動をして、会場へは無料シャトルバスが懸命だと考え、湯田中温泉駅から徒歩圏内に手頃な宿を探した。これで次の日はお猿さんを見ることもできそう!

※後で距離感などで分かったが、湯田中駅からタクシーを多少乗ってもいいなら、無料シャトルバスも止まってくれる湯田中温泉と呼ばれるエリアや上林温泉エリアなども宿の選択肢に入れてもいいと思います。 ちなみに、湯田中駅へは長野から出てる地元電鉄で、特急で1時間で行けます。

ちょうど、自分の行きのスケジュール(大阪駅ーワイドビューしなのー長野駅湯田中駅)で、ホテルにチェックインしてから余裕を持って無料シャトルバスに乗れました。

ビアフェス(会場の様子など)

 服は、スキーか冬アウトドアする格好なら問題無し。街着でも風を通さないダウンジャケットとかならOKかな。まぁ、外で待つことはほぼ無いと思うので、靴も重装備でなくても大丈夫です。ただしラーメンとか、一部食事系のテントが外でした。あとファイナルの部は最後に花火が見れるので、スノーアクティビティも出来るレイヤードな格好が最強でしょう。 雪はどの位だったかで言うと、湯田中の温泉街は、歩く通路等には、ほぼ雪は残ってなかったです。会場の外は、雪とイルミネーションを使った遊歩道もありました、スキーは難なく出来るくらい。道路はシャーベット状態でしたが、もちろんチェーン要ります。

到着して驚いたのは、昼の1部に参加した人と入れ違いだったんだけど、泥酔でグラスを持った人たちと駐車場ですれ違い、夜の2部にも参加する人たちが2階のオープンスペースで死屍累々。シラフで初体験な私は、そのゾンビ状態がやや恐怖だった…。 会場前のエントランスホールでは、志賀高原ビールのグッズや出演アーティストの物販に、この日限定の瓶ビールもあります。他のお店は、フード類が主で、ラーメンは早めに買っておかないと、後半には売り切れてた。ソフトドリンクは、お茶やらコーラやらあるんですが、水が売り切れてなくて(泣)確実に必要な方は、2Lくらい持って行くのをおすすめします。(湯田中の駅近くにコンビニが有ります!) 会場の大きさは、大阪府立中央体育館位って感じかなぁ。人数と広さはいい塩梅だと思いました。二階がスタンドがあって、座ってゆっくり飲み食いも出来ます。あとめっちゃ便利やったのが、荷物を預けるクロークがあり、無料だったこと。ゴミ袋に入れて広間に保管してくれるので、会場で必要なくなる防寒用の上着やら、買ったグッズや瓶ビールを一纏めて預けられて超助かりました…!

メインのビアフェスですが、志賀高原ブースではタップがどんどん変わって、レアなビール(山伏とか)は、うっかりするとすぐ売り切れてた。基本的に国内トップクラスの有名ブリュワリーが参加なのと、その限定ビールとで、どれを飲むか悩むレベル。ただ、これほど有名なブリュワリーは関東はもちろん関西でも、クラフトビアバーである程度飲めるので、ヘビー級な人は限定を楽しむのがメインになるのかもしれない。追加チケットも1枚から売ってくれるので、体調を見ながら無理なく飲めるのが嬉しい所です。

この年の参加した回のアーティストは主にHipHop系でした。(ちなみに韻シストも毎年出てて、Snow Monkey Beer Liveに来たい理由の一つ)トリのスチャダラ兄の時間にはフロア満員で、お客さんこんなにいたの?ってくらいでした。今後は骨太ロックやフリージャズ系も加えてもらえたらなぁと思ったりしました。
終わってしばらくバス待ちでもあったんですが、花火が見られたのはとっても得した気分でした。殆ど夏にしか見ないので、冬に雪の中で見るのホント素敵でした。

 

次は観光編、帰路などへ続きます。